Design StudioTa

関東学院大学工学部建築学科・デザインスタジオ1a

11.APR-11.JUL  3rd year  (mon)12:50−17:40 「実習棟U」2階、203室デザインスタジオ
7th week 05/05/23 <コンストラクションワーク(1):製作用の図面(原寸図)を作成 >



5/23:記録
グループワーク;製作用の図面(原寸図)を作成。機能、形体、素材、構造、寸法、ジョイント、制作方法など検討。



 ●teamA:Yamaguchi/ Asazuma/ Fukushima
 
 ・4人を1unitとしたワーキングスペース(WS)の大きさ3000×2800を15unitアイランド型にDSに配置。
 ・シェルフ型パーティションが、変形することで異なるレイアウトバターンを展開する。
 →シェルフの構造、サイズとモデュール、可動化するための機構(ヒンジ、キャスターなど)などの諸点を、ひとつひとつ、
  互いに関連させてデザインをつめる必要がある。

 ・デスクは、現在デザインスタジオで使用している板と脚を再利用する。
 →70組におよぶ既存備品を再利用する案は、面白い。





 ●teamB:Komatsu/ Mochizuki/ Okubo
 
 ・1/5スケールの模型にてパーティション部とデスク部の部材構成とジョイントを検討。
 →部材数も多く、施工精度が求められるジョイント。自重だけでもかなりありそう。部材を少なくしたほうがいいのでは?
 →角材断面は、正方形だけではない。模型材料ではなく実際にDIYなどで現物を調査し、リアルなイメージで確認した
  ほうが良い。






 ●teamC:Hama/ Oka/ Fukami
 
 ・硬質なフレームに対して、布を吊るすことによる収納、領域(スダレ、ロースクリーン)を形成する。
 →布張りを収納棚として機能させるための仕掛けを十分に検討したほうが良い。
 →前回よりも、デスクと吊る布との関係が機能的、構造的に関係があり、形体が明確になった。





次週5/30の授業予定(12:50 作業場にて作業開始)
<コンストラクションワーク(2)材料の入手、工具の整備、作業場所の確保 >
1)scale1/5で全体図面の作成
 ・全体のボリュームの把握。
 ・仕上げの確認。(塗装、布etc)
 ・必要部材の数量算出。(ビス、ボンドなど含む)
 ・部材強度などの検証。(安全性の確認)
 ・インフラの処置の仕方(電気コード、LANケーブルetc)

2)工程表の作成。(制作にどれだけの日数が必要か)
 ・制作方法の確認。
 ・加工に必要な道具の確認。
 ・材料の仕入れ方法の確認。

3)重要箇所は、scale1/1や2/1で模型制作や図面作成。
 ・部材の取り合いを検証。
 ・部材のボリュームの確認。

以上。

- syllabus 授業概要
- 05/04/08 課題概要/サイト開設
1st 05/04/11 教員および受講者の自己紹介/課題とスケジュール説明/リサーチワークおよび模型制作など
2nd 05/04/18 リサーチワーク: グループ分け。資料と関連情報を収集、整理、分類
3rd 05/04/25 プレゼンテーション(1)及びデザインワーク(1): デザインのアイデアをスケッチ、モデルによって表現
4th 05/05/02 プレゼンテーション(2): デザインの方向性の決定(実現可能なデザインと構造の確認)
5th 05/05/09 デザインワーク(2): 機能、形体、素材、構造、寸法、ジョイント、制作方法など検討
6th 05/05/16 プレゼンテーション(3): 1/10模型と図面(平面図、立面図、断面図、詳細図)
7th ・05/05/23 コンストラクションワーク(1): 製作用の図面(原寸図)を作成。使用材料の寸法確認
8th 05/05/30 コンストラクションワーク(2): 材料の入手、工具の整備、作業場所の確保
9th 05/06/06 コンストラクションワーク(3): 道具の練習、材料の切出し、ジョイント部の検証
10th 05/06/13 コンストラクションワーク(4): 材料切り出し、ヤスリ掛け、組立て、役割分担、スケジュール確認
11th 05/06/20 コンストラクションワーク(5): ヤスリ掛け、塗装、スケジュール再確認、プレゼンテーション資料作成
12th 05/06/27 コンストラクションワーク(6): モックアップ完成、プレゼンテーション資料作成
13th 05/07/04 ドキュメンテーション(ポートフォリオ作成、モックアップの写真撮影)
14th 05/07/11 ファイナルプレゼンテーション [ゲストクリティック;横山敦士氏(ヨコヤマデザイン事務所主宰)]
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Design Studio 1a, Department of Architecture, College of Engineering, Kanto Gakuin University in Yokohama Japan.