Design StudioTa

関東学院大学工学部建築学科・デザインスタジオ1a

11.APR-11.JUL  3rd year  (mon)12:50−17:40 「実習棟U」2階、203室デザインスタジオ
- 05/04/08 <課題概要 / サイト開設>

2005年度「デザインスタジオTa : dsTa 」
(環境デザイン分野、3年次・春、月曜3〜5講時、3単位)
関和明 / 彦坂裕 / 白石越郎 / 田中孝文(TA)
Prof.Kazuaki Seki / Yutaka Hikosaka / Etsuro shiraishi / Takahumi Tanaka(TA)

■課題:
 ・建築学科学生が「デサインスタジオ」で使用する「ワーキングシェルフ」のデザインとモックアップの制作
 ・この「装置」は、個人用ワーキングスペースを構成する。
 ・また、実際の「デザインスタジオ」にて使用することを想定している。
 ・「デザインスタジオ」におけるユニットのレイアウト案も同時に作成する。
  (設置される個人用スペースの数は、大学院20人、学部4年40人、計60人を予定)
デザインスタジオの機能
・大学院および学部4年次の「デザインスタジオ」の授業に関連するワーキングスペースである。
 具体的には、資料やスケッチのピンアップ、スタディ模型の作成、ドローイングの作成など。
・レクチュア、プレゼンテーションなどは、隣接する「デザインラウンジ」のスペースで行う。
・主として個人およびグループによる課題制作作業(ドローイングや模型制作など)が行われる。

ワーキングシェルフ
・可動式の装置もしくは備品。収納、ピンナップ、展示ほか。
・作業用テーブルと組み合わせて個人用ワークスペースのユニットを構成する。


計画データ/projects data:
 ・[場所] 関東学院大学 六浦キャンパス 実習棟U 2階 デザインスタジオ
 ・[面積] 19.5m×12.6m=245.7u(通路部分を含む。また寸法は、芯おさえ)
 ・[高さ] 4500(梁現し、設備懐1500h含む。有効な天井高さは3000)
DL側からDSへのview1            DL側からDSへのview2          DL側からDSへのview3            DS側からDLへのview


■最終成果物(モックアップ=原寸大模型):
・モックアップの材料は、合板、角材などの木質系素材とダンボールや紙などを使用する。
 (実際に想定している素材は、サンプルボードで表現する)
・イスは共通としてこちらで指定したものを基本的には使う。
・照明器具も指定したものの使用を前提とする。(デザインの対象外)


「ワーキングシェルフ」に求められる機能とは。
・「ワーキングシェルフ」は、個人の創造空間・環境を構成する装置である。
・その他の「装置」と組み合わされて「ブース」などの「個人空間」を形成する。
・個々の「ワーキングシェルフ」や「ブース」には、相互の間で、「共働」作用を発生させるシステムが
 内蔵されていることが望ましい。

デザインスタジオに求められる空間とは。
・「ワーキングシェルフ」などの諸装置によって形成される「デザインスタジオ」とは、
大学の建築学科という教育、研究、創造のための空間・環境であり、
「クリエイティビティの高度化」をサポートする空間・環境である。
・たとえば、「自分の部屋」も個人の創造空間となりうるが、
「デザインスタジオ」は、個と共同が、並存、共存する場所であり、単に自宅の個室が集合した場所ではない。
60人分のワーキングスペースが集まって「デザインスタジオ」を形成することの意味を十分に認識すること。

■「dsTa」のサイトの運用について:
・本サイトは関係者の情報共有を目的としています。
・デザインスタジオの記録としても保管され、メディア展開するための情報の活用を目的としています。
・各グループごとにブログを立ち上げ運用しています。(Team A / Team B / Team C)

初回:4/11は、自己紹介、課題説明の後、グループ分けを行う。
レイアウト検討用対象スペースの模型(1/10)制作(宿題)



以上

- syllabus 授業概要
- ・05/04/08 課題概要/サイト開設
1st 05/04/11 教員および受講者の自己紹介/課題とスケジュール説明/リサーチワークおよび模型制作など
2nd 05/04/18 リサーチワーク: グループ分け。資料と関連情報を収集、整理、分類
3rd 05/04/25 プレゼンテーション(1)及びデザインワーク(1): デザインのアイデアをスケッチ、モデルによって表現
4th 05/05/02 プレゼンテーション(2): デザインの方向性の決定(実現可能なデザインと構造の確認)
5th 05/05/09 デザインワーク(2): 機能、形体、素材、構造、寸法、ジョイント、制作方法など検討
6th 05/05/16 プレゼンテーション(3): 1/10模型と図面(平面図、立面図、断面図、詳細図)
7th 05/05/23 コンストラクションワーク(1): 製作用の図面(原寸図)を作成。使用材料の寸法確認
8th 05/05/30 コンストラクションワーク(2): 材料の入手、工具の整備、作業場所の確保
9th 05/06/06 コンストラクションワーク(3): 道具の練習、材料の切出し、ジョイント部の検証
10th 05/06/13 コンストラクションワーク(4): 材料切り出し、ヤスリ掛け、組立て、役割分担、スケジュール確認
11th 05/06/20 コンストラクションワーク(5): ヤスリ掛け、塗装、スケジュール再確認、プレゼンテーション資料作成
12th 05/06/27 コンストラクションワーク(6): モックアップ完成、プレゼンテーション資料作成
13th 05/07/04 ドキュメンテーション(ポートフォリオ作成、モックアップの写真撮影)
14th 05/07/11 ファイナルプレゼンテーション [ゲストクリティック;横山敦士氏(ヨコヤマデザイン事務所主宰)]
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Design Studio 1a, Department of Architecture, College of Engineering, Kanto Gakuin University in Yokohama Japan.